プロとオタクの違い

以前、同じタイトルの記事を書いたのですが、この業界にいると本当に何度も同じことを言いたくなります。

最近の話だと、ある人が家電量販店でデルのPCを注文する時に、店員からハードディスクのパーティションを薦められ、届いたPCは、Cドライブが約60GB、Dドライブが約220GBという構成になっていました。現在、その人は、Cドライブの空き容量が少なくなり困っている一方で、Dドライブは約220GB空いたままという状態になっています。

詳しい人が、Dドライブへのアクセス方法を説明するか、マイドキュメント自体をDドライブに移してリンク先を変更すれば、解決する話だと思うかもしれません。確かにそれでDドライブを使えるようにはなりますが、薦めていいかどうかは別問題です。

例えば、解説書を参考にバックアップを行う場合、解説書でDドライブの利用が想定されていなかったら(スタンダードな使い方ではないため、初級者向けの解説書では間違いなく想定されていない)、Dドライブのバックアップもれが発生する可能性が高まります。

一般ユーザーの多くは、説明を受けたとおりに操作を行うため、同様にDドライブの利用が想定されていない説明において予期せぬトラブルが発生する可能性があります。

自らの知識や技術を無条件に人に薦めるのは単なるオタクであり、プロフェッショナルとは呼べません。相手が使うということを考えた上で最良の提案をできるのがプロフェッショナルなのです。


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