プロとオタクの違い

客先でのPC導入において、特に指定がない場合はDELLを薦めています。故障しても電話一本で、翌日にスタッフが直しに来てくれるため、ITに詳しいスタッフがいない企業でも万一の時の業務ロスが少ないからです。

以前、客先でPC導入の相談を受けたときにいつものようにDELLを薦めたところ、その客先のちょっとITに詳しい社員に「DELLなんかより、Athlonの入ったショップブランドPCの方が高性能だし割安でいいですよ」と言われました。ショップブランドPCを業務で使うにはリスクが高すぎませんか?と思い、反対したのですが、しつこくAthlonとショップブランドPCの素晴らしさを語ってくるので、「じゃあ、お任せします」ということでその人に任せることにしました。

結果は、微妙に不安定で(起動率70%くらいで、たまに突然落ちる)、そのPCは半ば強引に返品することに。(Athlonなのに格安のノーブランドメモリがセットだったせいだと思うのですが)

大手ショップ以外のショップブランドPCは、厳密な動作テストは行っていないことが多く、DELLやメーカー品と比べてかなりリスクが高いのです。それにハイエンドユーザーならともかく、一般業務において、多少パフォーマンスが高いだけで、リスクは遥かに高いショップブランドPCを選択するのは良い判断ではありません。特に自作の経験があり、詳しければ詳しいほど、性能差へのこだわりや特定ブランドへの思い入れが強くなり、仕事においてはそれが悪影響となる場合があるのです。

知識や技術力だけでなく、利用者の使いやすさや業務におけるリスクなどを総合的に判断しなければ、仕事としてはやっていけません。趣味と仕事はきっちり切り分けてほしいのです。「プロ」じゃなくて、単に「オタク」なだけの人がいると、逆に手間がかかってまわりの仕事が増えるのです。


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