新聞・雑誌読み放題のビューンを情報収集に活かして、Evernoteでナレッジ化する

ビューン

以前、「インターネットを活用できれば、もう新聞は要らない」という記事で書いたのですが、自分は全く新聞を読んでいません。中心となる情報源はインターネットと雑誌です。

その辺りはそちらの記事で読んで頂ければと思いますが、今回はiPhone・iPadで月額350円(iPad版は450円)で新聞・雑誌読み放題のビューンとその活用方法についてご紹介します。

ビューン
http://www.viewn.co.jp/

空いた時間に効率よく情報収集ができる

ビューンは、月額350円(iPad版は450円)で、毎日新聞、AERA、DIME、Mac Fan、Web Designing、プレジデント、エコノミスト、ファッション誌、ウォーカー系など、40を超える新聞・雑誌を少し前のバックナンバーも含めて自由に読むことができるサービスです。

新聞・雑誌読み放題といっても、雑誌は全ページを読めるわけではなく「チラ見せ」とも言われていますが、主要なコンテンツは大体表示されるので、十分すぎるほど価格に見合った価値があり、空いた時間に見出しから本誌を買うか買わないかの判断もできるので便利です。

インターネットでRSSリーダーなどを使って情報収集をするのと違い、新聞・雑誌は、定期購読でなければ買いに行かなければならない、読む分を持ち歩かなければならない、必要な情報をスクラップするのも大変と、「空いた時間に効率よく情報収集」というのが難しいですが、ビューンはその点をカバーできます。

「新聞・雑誌が安く読める」という認識の人よりも、普段忙しい人や「自分が必要とする情報を効率よく集めたい」という認識の人の方がビューンのメリットをより享受できると思います。

iPhone・iPad+Evernoteでスクラップして、さらにナレッジ化する

ビューンのメリットは、電子版だから「読みたい時にすぐ読める」だけでなく、「新聞・雑誌の記事をその場で簡単にスクラップできる」というもう一つの大きなメリットを持っています。

iPhoneやiPadなら、「ホームボタン+電源ボタン」で表示している画面のキャプチャができるので、この機能でスクラップしたい記事を画像として保存して、これをEvernoteに保存します。

Evernoteなら、サーバ側で自動的にOCR(文字認識)もかかるので、後で検索もできて便利です。

また、「本の知識や知恵を効率よく自分の能力にする学習方法」という記事に書いたように、スクラップした記事からいいと思ったところを書き抜き、その情報を分解して、Evernote上でテーマ別にナレッジを形成すれば、それらの情報をうまく活用することができます!


「Evernoteで名刺を管理する」という考え方を切り替えて、人脈管理や営業活動にフル活用する

ScanSnapなどのドキュメントスキャナで名刺をスキャンしてEvernoteで名刺管理を行っている方をよく見かけるようになりましたが、名刺の画像をEvernoteに放り込んでいるだけの方が多いようで、ちょっともったいないなと思います。

「Evernoteで名刺を管理する」という考え方を「Evernoteのノートごとに人の情報を管理する」という考え方に切り替えると、Evernoteを人脈管理や営業活動にフル活用できます。

ファーストコンタクトを記録する

活用方法の一つを紹介します。

この人とはじめて会ったのは、いつ、どこだったのかというファーストコンタクトの情報は、営業活動でもそれ以外においても重要な情報です。

「先日の○○会でご挨拶させて頂きました○○株式会社の○○でございます。先日はお時間を頂きましてありがとうございました。」など、名刺交換後のメールや手紙でのフォローで使ったり、例えば高度なIT技術の勉強会で会ったのであれば、その人が少なくともそこに関われるレベルであることがわかるので、人脈を構築していく上での貴重な判断材料になります。

自分の場合は、この情報をEvernoteのノートブックに直接書くかタグを使って設定しています。

2通りの方法を併用する理由は、一度にたくさん名刺交換をした場合に一人ずつノート内に書くのは大変なのと、逆にすべてをタグで管理すると、タグが増えすぎてタグを元に情報を探すのが大変になるからです。

ファーストコンタクトの情報は、「FC: 日付 イベント名」という形式で設定しています。

例:「FC: 110822 ○○勉強会」「FC: 110916 ○○セミナー」

通常はノートにこの情報を記載し、一度にたくさん名刺交換をして同じ情報を多くの人に設定する場合はタグの方を使います。

また、紹介者がいれば、「紹介:○○株式会社 紹介者名」とノートにメモしています。その人のデータがEvernoteにあれば、ノートリンク機能でリンクします。

他にも、その人に関する様々な情報をノートに記録したり、ToDo機能なども活用すれば、Evernoteを人脈管理や営業活動にフル活用できます!


Evernoteでの名刺管理を発展させてリード管理にも活用する

SalesforceやZoho CRMなど一般的なCRMでは、名刺交換をした人やWebでお問い合わせをくれた人をリード(見込み客)として登録して、次のアクションのための管理を行うことができます。

リード管理の詳細は、Zoho CRMの解説がわかりやすいのでこちらをご覧ください。

リード管理 | Zoho CRM
http://www.zoho.jp/crm/lead-management.html

Evernoteをリード管理に活用する

CRMを使っている場合、名刺交換で頂いた名刺の情報はリードとしてCRMへ登録しますが、入力内容に誤りがないか確認しながら登録すると、名刺1枚でだいたい1分〜1分半くらいとそれなりの時間がかかります。

商談が発生する前の段階では他の社員と情報を共有する必要性が低く、担当者の属人的管理でも困らない場合は、名刺がベースとなるリードの管理はEvernoteを活用すると効率がよいです。

すでにScanSnapなどのドキュメントスキャナで名刺をスキャンしてEvernoteで名刺管理を行っている方も多いと思います。サーバ側で自動的にOCRがかかるので、画像のまま放り込んでおくだけで検索もできてすごく便利です。

この名刺データを元に、タグやToDo機能をうまく活用してEvernoteでリード管理を行うことができます。

商談が発生したら、この時点でリードをCRMに登録します。

リード管理に限らず、Evernoteで名刺管理を行う場合、タグやToDo機能を活用すると色々と便利です。様々な情報を付加できるのに、名刺の画像が入ってるだけともったいないので、是非色んな機能を試して活用してみてください。


Evernoteの共有機能を使えば、共同でナレッジを形成したり、ナレッジを商品化することもできる

あまり活用されてないけどEvernoteの共有機能はすごく便利で、特定のノートブックを特定のユーザーだけに公開して、さらに閲覧だけさせるのか編集もできるようにするのか指定することができます。

この機能を活用すれば、社内でのナレッジ形成だけでなく、同じテーマのナレッジを蓄積している誰かとそのテーマのノートブックを共有することもできます。

ライフハックとかIT技術の勉強会で知り合った人とエバ友になるとかもいいかもしれません。

また、コンサルタントが、契約しているクライアント企業の人に対して特定のノートブックを見れるようにするとかもアリだと思います。Evernoteを介して、自分が形成したナレッジを商品化することが可能です。


Evernoteを海外旅行用音声ガイドとして活用する方法

先日の記事「Evernoteを使ってポイントカードや会員カードを全滅させてスッキリする方法」の反響がよかったので、他にもEvernoteの新しい活用方法を考えてみました。

それで、Evernoteで保存できるデータ形式や機能をマインドマップで整理してるうちに「音声メモの再生」ができることに注目しました。

音声をメモするだけじゃなくて、音声を再生できるってのは何か活用方法があるんじゃないと考えていたところ、日本語の文を選ぶと英語で話してくれるiPhoneアプリと同じ使い方ができると思いつきました。

ノートには日本語の文章と英語の文章を記載して、音声メモとして英語の文章の音声を入れておきます。

Macで英語を対象とするなら、Evernoteでもテキストエディタでも、文章を右クリックして「スピーチ > 読み上げを開始」で読み上げてくれるのでそれを保存します。旅行本のCDとかでキレイな発音の音声があったら、そちらを使ったほうがいいかと思います。

これらの文例に専用のタグをつけて、オフラインノートブックに入れとけば、海外旅行や出張で英語の音声ガイドとして活用できます!

iPhoneアプリも色々と出ていて便利だと思いますが、自分は必要なのにそこには文例がないということも多いので、併用してもいいかもしれません。

これだ!って感じのEvernoteの活用方法は結構出尽くした感もあるのですが、音声メモの再生とかあまり活用されていない機能に注目すると、まだまだ新しい活用方法が出てくるんじゃないかと思います。