ウィルコム、私的整理へ

ウィルコム、私的整理へ 銀行団に1000億円返済期限延長求める

PHSのウィルコムが、三菱東京UFJ銀行などの取引金融機関に、1000億円規模の債務返済期限延長を求める方針を固めたことが19日分かった。来週にも、私的整理の一種で第三者機関が仲介する、事業再生ADR(裁判外紛争解決)の手続きに入る。

ウィルコムはPHSで約450万人の顧客を持つ。サービスを継続しながら経営再建を進め、政府が近く設立する企業再生支援機構への支援要請も検討する。

ウィルコムは現行PHSの20倍の速度を持つ無線通信サービス「XGP」を開始する電波利用免許を取得、10月からサービスを始めるが、多額の有利子負債を抱え、今後5年間で必要な1400億円規模の設備投資の資金調達を巡り銀行との交渉が難航。筆頭株主の米ファンド、カーライル・グループへの追加出資要請や経営陣の刷新で事態の打開を図ったが調整がつかなかった。産経新聞の取材に対しウィルコムは「現時点で決定した事実はない」(広報)としている。

ウィルコムは完全にここ最近の戦略を間違えたと思います。

WILLCOM 03

携帯ユーザーの取り込みを意識しすぎた。通信速度への不満も重なり、ヘビーユーザーのウィルコム離れを加速させた。ワンセグやホームメニューは要らなかったし、W-ZERO3メールの仕様変更は既存ユーザーにとっては改悪。イルミネーションタッチキーも、あれほど反応が悪く実用性がないのであれば採用するべきではなかった。Bluetoothの実装は評価できるものの、全体的に前モデルのアドエスを大きく下回る機種になった。普及に時間のかかるXGPに注力するよりも、8xのW-SIMとスマートフォンの開発に注力するべきだった。

WILLCOM D4

Bluetoothハンドセットを使わないと通話ができないという時点で実質電話としては使わない。低スペックの端末にVistaが入ってるから動作が重い。そもそも、ウィルコムがUMPCを出す意味なんてなかったのでは。どこでもWi-Fiをもう少し早く出して、イーモバイルと同様にミニノートやUMPCへのインセンティブを用意すればそれでよかったと思う。

WILLCOM NS

ハンズフリーで通話ができれば、まだ法人需要があったかもしれないが、低速でブラウジングしかできない端末なんて誰も要らない。

WILLCOM CORE XGP

確かに多くのユーザーがXGPへの期待を持っているが、注力しすぎで、社運を賭けすぎ。ウィルコムの課題は回線速度だけではない。イーモバイルが存在する今、既存ユーザーが何故ウィルコムを選択しているのかをもっと考えるべき。あと、死守するべきユーザー層がどこかをもっと考えるべき。

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